# MINASE J3とは？MASTER CRAFT J3の開発背景とM3から受け継ぐ「究極のシンプル」

2026-09-05

2026年、秋田県湯沢市皆瀬で製造される日本の時計ブランド「MINASE（ミナセ）」から、新作「MASTER CRAFT J3（マスタークラフト J3）」が登場しました。

MINASE J3は、ブランドの原点ともいえる「M3」のデザインを受け継ぎながら、ケースサイズや厚さ、文字盤、ムーブメントまで現代的に再設計した国産機械式腕時計です。

ケース径37.4mm、厚さ9.9mmというコンパクトなサイズに、MINASEを象徴するザラツ研磨や精密なケース加工を凝縮。さらにJ3では、日本製自動巻ムーブメント「MIYOTA 90S5」が採用されています。

しかしMASTER CRAFT J3の背景を辿っていくと、このモデルが単なる新作ではないことが見えてきます。

実はMINASEはJ3発表の数年前から、海外メディアのインタビューで「シンプルな時計」や「日本製ムーブメント」の可能性について語っていました。

MINASE MASTER CRAFT J3は、なぜ生まれたのでしょうか。M3から続くMINASEの歴史とともに、その開発背景を紐解きます。  
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## MINASE（ミナセ）とは？秋田県で生まれる日本の時計ブランド

MINASEは、秋田県湯沢市皆瀬に工房を構える日本の時計ブランドです。

その母体である協和精工は、精密切削工具の製造で培った高度な金属加工技術を背景に、時計ケースなどの精密部品製造へと領域を広げてきました。

そこで培った技術を自社の腕時計へと昇華させたブランドがMINASEです。

現在では「DIVIDO（ディヴァイド）」「SEVEN WINDOWS（セブンウィンドウズ）」「URUGA（ウルガ）」など、独創的なケース構造と高度な仕上げを持つ機械式腕時計を展開しています。

MINASEの時計作りを特徴づけるもののひとつが、精密な切削加工と**「ザラツ研磨」**です。ケースを単なる時計の外装として考えるのではなく、面と面の境界、エッジ、鏡面、曲線まで細かく作り込む。そのケースメーカーとして培われた技術が、現在のMINASEの個性につながっています。

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## MINASE J3の原点「M3」とは

MASTER CRAFT J3を理解するうえで欠かせない時計が「M3」です。

M3は2008年に登場しました。

そのコンセプトは「究極のシンプル」。

現在のMINASEというと、複雑で立体的なケース構造を思い浮かべる方も多いかもしれません。しかしM3は、その方向性とは対照的です。

基本となるのは、時針・分針・秒針によるシンプルな三針時計。クッション型のケースに円形の文字盤を組み合わせ、ケースそのものの造形と仕上げによってMINASEらしさを表現しています。

精密な切削加工、ザラツ研磨、鏡面と異なる仕上げのコントラスト、ケースを構成する曲線とエッジ。

装飾を増やすのではなく、時計作りの基本的な要素を突き詰める。このM3の思想こそ、18年後に登場するMASTER CRAFT J3へとつながっていきます。

## M3からDIVIDO、SEVEN WINDOWSへ。MINASEの進化

M3登場後、MINASEは独自の時計作りをさらに発展させていきました。

代表的なモデルがDIVIDOやSEVEN WINDOWSです。

MINASE独自の立体的な構造や、ケース内部に文字盤やムーブメントが浮かんでいるように見える設計など、一般的な腕時計とは異なるアプローチを追求していきます。

こうした時計によって、MINASEは海外の時計愛好家からも注目される日本の機械式時計ブランドへと成長していきました。

一方で、複雑な時計を作るMINASEだからこそ、シンプルなM3の存在も改めて評価されるようになります。

MINASE公式資料によれば、時計コレクターやジャーナリストからM3のシンプルな美しさを評価する声があり、2018年にはM3が復活しました。

MASTER CRAFT J3へ続く流れは、ここから本格的に始まったと見ることができます。

## MINASE J3の開発を予感させた2023年の海外インタビュー

J3の開発背景を探るうえで、興味深い記録があります。2023年、海外時計メディア「Fratello」は、MINASEの海外展開を担うSven Erik Henriksen氏へのインタビューを掲載しました。

その中で、MINASEがこれまでケースメーカーとして培った切削加工やザラツ研磨を活用し、特徴的なデザインや構造を持つ時計を作ってきたことが語られています。

そして今後について、これまでMINASEが作ってきた時計とは反対方向に位置する「シンプルな時計」についても検討していることが明らかにされました。

これは2023年の発言です。

その約3年後となる2026年に登場したのが、シンプルな三針時計「MASTER CRAFT J3」でした。

もちろん、このインタビューで語られた時計がJ3そのものだったと公式に発表されているわけではありません。

しかし、現在のMASTER CRAFT J3のコンセプトと照らし合わせると、非常に興味深い発言です。

[FratelloによるMINASEインタビューはこちら](https://www.fratellowatches.com/interview-minase-international-agent-sven-erik-henriksen/)

## MINASE初の日本製ムーブメント「MIYOTA 90S5」

さらに2023年の海外インタビューでは、MINASEが将来的に日本製ムーブメントを採用する可能性についても言及されていました。

そしてMASTER CRAFT J3では、日本製自動巻ムーブメント「MIYOTA 90S5」が搭載されました。

MINASEの海外公式サイトでは、J3シリーズについてブランド史上初めて日本製ムーブメントを搭載したシリーズと説明されています。

MIYOTA 90S5は、薄型設計を特徴とする日本製の自動巻ムーブメントです。

J3ではこのムーブメントを採用し、ケース径37.4mm、厚さ9.9mmというコンパクトなプロポーションを実現しています。

秋田県で作られるMINASEの時計に、日本製の機械式ムーブメントを組み合わせる。

MASTER CRAFT J3は、MINASEの時計作りにおける新しい方向性を示すモデルでもあります。

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## MINASE J3とM3の違い

MASTER CRAFT J3はM3のデザインを受け継いでいますが、単純にM3を小型化した時計ではありません。

M3のケース径は38.8mm、厚さ10.8mm。

対してJ3は、以下のサイズに再設計されています。

-   ケース径：37.4mm
-   ケース厚：9.9mm
-   ラグ・トゥ・ラグ：42.5mm

ケース径では1.4mm、厚さでは0.9mmの違いです。

数字だけを見るとわずかな変更に感じられるかもしれません。

しかし腕時計では、ケース径や厚さだけでなく、ベゼルの幅、文字盤の大きさ、ラグの長さ、ケース側面の角度などによって、装着したときの印象は大きく変わります。

MINASEはJ3のフォルムについて、「0.01mm単位」で追求したと説明しています。

つまりMASTER CRAFT J3はM3をそのまま縮小したモデルではなく、M3のデザインを現代のサイズ感へと再構築した腕時計なのです。

[MINASE MASTER CRAFT J3 公式ページはこちら](https://minase-watches.com/master-craft-j3)

![](https://cdn.shopify.com/s/files/1/0641/4123/0240/files/mastr-craft-j3_img09.jpg?v=1788590983)

## J3にも受け継がれたMINASEのザラツ研磨

コンパクトになっても、MINASEの時計作りを象徴する仕上げはしっかりと残されています。

MASTER CRAFT J3では、ベゼル、ケース側面の鏡面部分、裏蓋の斜面部分などにザラツ研磨が施されています。

ザラツ研磨によって生み出される歪みの少ない鏡面と、隣接する面との明確な境界。

その光の反射によって、シンプルなケースにも立体感が生まれます。

DIVIDOやSEVEN WINDOWSのような複雑なケース構造とは異なる方法で、MINASEらしい立体感を表現しているところがJ3の大きな特徴です。

## MASTER CRAFT J3の「Light Sand Dial」とは

MASTER CRAFT J3のもうひとつの特徴が「Light Sand Dial（ライトサンドダイヤル）」です。![](https://cdn.shopify.com/s/files/1/0641/4123/0240/files/148287-10-c8048082b5fd870ee8b7a5881ffec0b6-3900x2602.webp?v=1788591103)

文字盤表面には、非常に細かな砂地状のテクスチャーが与えられています。

強く光を反射するのではなく、光を柔らかく受け止めることで、見る角度や光の環境によって繊細な表情を生み出します。

一方、ケースの鏡面部分はザラツ研磨によって鋭く光を反射します。

光を反射するケース。光を柔らかく受け止める文字盤。

そこに立体的なインデックスと針を組み合わせることで、シンプルな三針時計でありながらMINASEらしい奥行きを作り出しています。

## なぜMINASEはJ3を作ったのか

J3の開発背景を辿っていくと、この時計が単なるMINASEの廉価モデルではないことが見えてきます。

MINASEはDIVIDOやSEVEN WINDOWSなど、複雑な構造を持つ時計を作る技術を持っています。だからこそMASTER CRAFT J3では、逆に要素を減らしました。

複雑な構造ではなく、ケースの形、切削加工、ザラツ研磨、文字盤、インデックス、そしてプロポーション。時計を構成する基本的な要素だけでMINASEらしさを表現する。これは、2008年のM3が掲げた「究極のシンプル」という思想への回帰とも考えることができます。

## MASTER CRAFT J3はMINASEの新しい入口

MINASEはMASTER CRAFT J3について、「より多くの人にMINASEイズムに触れてもらいたい」という考えを示しています。

そのためJ3は、単純に価格を抑えたエントリーモデルというより、「MINASEとはどのような時計ブランドなのか」を最もシンプルな形で伝えるための時計と考えたほうが、その存在を理解しやすいでしょう。2008年に誕生したM3。2018年のM3復活。2023年に海外インタビューで語られた「シンプルな時計」と「日本製ムーブメント」の可能性。そして2026年のMASTER CRAFT J3。

約18年にわたるMINASEの時計作りを振り返ると、J3は突然生まれた新作ではありません。

複雑な時計作りを経験したMINASEが、自らの原点である「究極のシンプル」を現代の腕時計として再構築したモデル。それが「MINASE MASTER CRAFT J3」なのです。

最後にJ3のラバーストラップ、実は高級ストラップメーカーのラバーストラップを使用しています。その為、正規取扱店コントワーヌでは、ラバーストラップのモデルに統一しました。詳しくはスペック一覧をご覧ください。驚きのコストパフォーマンスの裏側が見えます！

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> Source: [時計宝飾正規代理店コントワーヌ](https://www.contevanou.com/blogs/c-museum/minase-j3-master-craft-development-story)
