
MINASE(ミナセ) 20周年記念フェア開催|現代美術家・高屋永遠氏とのコラボレーション作品&20周年記念限定モデルを公開
“100年後も語れるものづくり”――アートとクラフトマンシップが融合する、MINASEの新たな表現。
渋谷区代々木の「コントワーヌ」にて、国産の独立系時計ブランド「MINASE(ミナセ)」の20周年を記念し、特別なアートコラボレーションと限定モデルを発表するフェアを開催いたします。
現代美術家・高屋永遠(たかやとわ)氏によるアート作品と、MINASEの哲学を象徴する20周年記念限定モデルの2つの特別展示を通じて、ブランドが歩んできた“日本の美と技”を体感していただけます。
MINASE 20周年記念フェアについて
秋田県・皆瀬の工房で誕生したMINASEは、2005年のデビュー以来、“100年後も語れるものづくり”を掲げ、日本の精密加工技術と職人の感性を融合させた独自の時計づくりを続けてきました。
20周年を迎える今年、MINASEはその歩みを「時間の芸術」として再解釈。
クラフトマンシップとアートの新たな関係を提示する場として、「MINASE 20周年記念フェア」を渋谷区代々木にて開催いたします。
本フェアでは 現代美術家・高屋永遠氏とのコラボレーション作品、MINASE 20周年記念限定モデルの展示販売、という2つの特別展示を通して、MINASEが追求してきた「日本的な静謐と造形美」を表現します。
Towa Takaya Art Work
■ 現代美術家・高屋永遠氏とのコラボレーション
高屋氏(Towa Takaya)は、光と時間の関係性を探求する現代美術家として世界的注目を集めています。
”私の制作者としての主眼は、私たちの世界に対する認識を、人間が操作できる言語的な認識から非言語的な認識の領域へと、色彩を通して押し広げることが可能かという探求にあります。” Towa Takaya
今回のコラボレーションでは、「時間を彫刻する」というMINASEの哲学に共鳴し、時計をアートとして再構築。
素材、光、影のコントラストを通じて、“時”という概念を可視化するインスタレーションを展示します。
MINASEが積み重ねてきた精緻な金属加工技術と、高屋氏の感性が融合することで、まるで“時が息づく”ような空間が生まれます。
悠彩(ゆうさい)文字盤 時の深淵を映す芸術
MINASE JAPAN ART COLLECTION
現代美術家、高屋永遠氏と日本の誇る時計ブランドMINASEが魂を込めて共創する、MINASEの新たなる至宝、それが「悠彩(ゆうさい)文字盤」です。
悠久の時を内包する「悠」
「悠」の文字は、悠久、そして悠然とした時の流れを象徴します。それは、直線的な時間の概念を超越し、永遠性を帯び、ゆるやかに循環する「時の奥行き」を表現しています。文字盤に刻まれた色彩は、無限に続く時の営みを静かに、しかし豊かに物語ります。
光と色彩が織りなす「彩」の美学
「彩」は、色彩そのものが持つ繊細な「揺らぎ」と「多層性」を意味します。光を浴びた瞬間に反射し、見る角度や環境の変化によって刻々とその表情を変える彩りは、時間だけがもたらしうる「揺らぎの美学」を体現しています。光と色彩の織りなす幻想的な揺らぎを通して、時間の中に潜む不可視の豊かさを体感できる、現象的なアートピース「悠彩文字盤」。
この芸術作品が、MINASEが世界に誇るザラツ研磨の極上の輝きを放つ時計ケースの中に収められる時、それは単なる計時を超え、時そのものを封じ込めた壮麗な「時のアート」として、ここに完成を見るのです。
アーティストと鑑賞者に対しての新たな視点
鑑賞者に「新たな視点」を授け、鑑賞者とアーティストを広大な世界という高原に委ね、思索と物理を融合させる事により、アーティストと鑑賞者の不在の中で、相互模索する空間を、文字盤という小さな小宇宙に生み出しています。
悠彩文字盤シリーズ APAN ART COLLECTION
FIVE WINDOWS MID 多元論者の庭

SEVEN WINDOWS ~存在するとは別の仕方で
幾層にも丹念に塗り重ねられた色彩のグラデーションは、まるで天上の調べのように、MINASEの「WINDOWS」構造から差し込む光と幻想的に調和します。それは、そよ風に微かに揺らめく水面(みなも)のきらめき、そして春の微風に舞い踊る桜の、儚くも美しい気配を感じさせるかのようです。
全体が深遠な碧色に染め上げられたこの絵画空間は、所有者の日常に寄り添う、優美にして神秘的な存在となります。それは、見るたびに心に深い安らぎと、時を超えた豊潤な経験をもたらす、極小のキャンバスに封じ込められた永遠の詩情です。
時を超越した哲学的命題を具現化すべく、「普遍的な時の営みそのものを体感できる時計」という壮大なコンセプトのもと、MINASEとの運命的なる共創が結実いたしました。
文字盤に広がるのは、幾層にも重ねられた色彩が織りなす幽玄なグラデーションです。これに繊細なパールの輝きが相互作用し、あたかも宇宙を漂うかのような浮遊感と、視る環境によって刻々と表情を変える神秘的な奥行きを持つ絵画空間が、目の前に現出します。
このJAPAN ART COLLECTIONのために新たに捧げられた作品は、東西の美意識を雄大に横断し、日本固有の文化、様式美、そして工芸的感性に深く触発された探求の結晶です。MINASEの全面的な協力のもと、約一年の歳月を費やして表現方法が極限まで研究されました。
それは、美術家として長年追求してきた「物質性の探求」と「時間と空間の生成」という二つの核心的テーマが、MINASEが誇る比類なき高い加工技術、そしてJAPAN ART COLLECTIONの根底に流れる「時計の可能性を極限まで引き出す」という揺るぎない美学と、奇跡的な結びつきを果たした、まさに時空を超えた芸術の誕生を意味するのです。
MINASE 20周年記念限定モデル
洗練された時を刻む、至高の選択肢
流麗なラインを描くメタルブレスレットは、特許を取得した革新的なMORE構造を採用。これにより、時を超えて輝きを保つ永続的なメンテナンスを可能にしました。
一方、レザーストラップは、上質な牛革に、皆瀬工場を取り巻く豊かな自然をイメージした波状木目の「Wavy Grain(ウエィビーグレーン)」パターンを丹念に型押し。さらに、熟練の職人が一本ずつ手縫いで命を吹き込み、唯一無二の風合いを醸し出しています。
心臓部を護るインナーケースには、「20th Anniversary」の誇り高き限定モデルの刻印を施しました。そして、暗闇でさえ時を雄弁に語る針には、鮮烈なブルーの輝きを放つ夜光が塗布され、その存在感を際立たせています。
MINASEブランド 誕生20周年限定モデル SEVEN WINDOWS 雪平BLACK GRADATION DIAL 世界限定77本 レザー MODEL

Ref. VM15-CWGGBK-SSD価格 599,500 円(税込)
【SPEC】
自動巻式ムーブメントKT7002
デイト表示 日常生活防水5気圧
ステンレスケース、サファイアガラス
牛革ストラップ(Wavy Grain型押し)
ケースサイズ 縦46.5mm×横37.4mm×総厚13mm(ガラス含む)
MINASEブランド 誕生20周年限定モデル SEVEN WINDOWS 雪平BLACK GRADATION DIAL 世界限定77本 SS MODEL
Ref.VM15-M01GBK-SSB
742,500 円(税込)
【SPEC】
自動巻式ムーブメントKT7002
デイト表示 日常生活防水5気圧
ステンレスケース、サファイアガラス
ステンレススティールブレスレット(MORE構造)
ケースサイズ 縦46.5mm×横37.4mm×総厚13mm(ガラス含む)
オリジナルウォッチレザーケース(本革パティーヌ仕上げ/非売品)付属
先行予約特典はMINASEの研磨技術を活かしたシルバーバングル(非売品)
ムーブメントをホールドするインナーケースには20周年限定モデルの刻印(20th Anniversary)が 刻まれており、針には鮮やかなブルーに光る夜光が塗布されています。
イベント概要
イベント名 MINASE 20周年記念フェア
開催期間 2025年10月30日(木)~11月10日(月)
会場 時計宝飾正規代理店 コントワーヌ(CONTÉVANOU)
〒151-0053 東京都渋谷区代々木4丁目28番7号 西参道テラスE1
内容 MINASE × 高屋永遠 コラボレーションアート展示
MINASE 20周年記念限定モデル公開販売
入場 無料
主催 CONTÉVANOU(コントワーヌ)
協力 MINASE(協和精工株式会社)、株式会社一刻堂
MINASE(ミナセ)について
MINASEは、秋田県皆瀬村で誕生した日本の高級時計ブランドです。
熟練の職人が一本一本の時計を手作業で仕上げる工程は、まるで工芸品の制作のよう。
“MORE構造”と呼ばれる独自のケース構造や、光を完璧に反射させる“ザラツ研磨”など、徹底したディテールへのこだわりが特徴です。
その哲学の中心にあるのは、“作って終わりではなく、磨き、受け継ぎ、語り継がれる時計”。
MINASEは、単なる時間計測の道具ではなく、「時間そのものをデザインする」ブランドとして、世界中の時計愛好家から高い評価を受けています。
匠の魂が刻む、時を研ぎ澄ます芸術
MINASEは、高精度な切削工具の雄、協和精工の英知を結集し、2005年に産声を上げた希代の時計ブランドです。
その揺るぎない礎は、協和精工が誇る切削・研磨技術の極致にあります。この比類なき強みを活かし、「我々にしか創造し得ないもの」を追求すること。そして、手間と時間を一切惜しまず、大量生産の常識では決して到達し得ない究極の「完成度」を追い求めること、これこそがMINASEの金字塔です。
お問い合わせ先
時計宝飾正規代理店 コントワーヌ(CONTÉVANOU)
〒151-0053 東京都渋谷区代々木4丁目28番7号 西参道テラスE1
TEL:03-3299-8008
MAIL:info@contevanou.com
公式サイト:https://www.contevanou.com
英訳:https://www.contevanou.com/blogs/news_en_minase_2025_oct/minase-20th-anniversary-fair-OCT-2025
【リリースに関するお問い合わせ先】
広報担当:コントワーヌ 広報 佐藤、菊地
E-mail:info@contevanou.com
時計宝飾ブティックコントワーヌ
時計宝飾正規代理店コントワーヌ(151-0053 東京都渋谷区代々木4丁目28番7号西参道テラスE1)
過去の知恵と未来の可能性を結ぶアトリエとして日々研鑽を続けています。
コントワーヌ―― 静かに時を紡ぐアトリエ。
時と美を紡ぐアトリエ代々木の静かな住宅街に佇む、時計宝飾のアトリエ「コントワーヌ」。
その名は、パテックフィリップ社の3588/2で知られるブレスレットからケースまでをつなぐ連続装飾技法「Continuous Concept」と、コントワーヌはフランス語で「作業机のある場所」を意味する“Où il y a un comptoir de travail”から生まれた造語です。私たちは、手仕事の価値を何よりも大切にします。
ペルラージュや彫金、宝飾の装飾ひとつひとつを、編み物を整えるように、タガネを握り作業机に向かい、時間をかけて丁寧に仕上げます。
機械仕上げでは出せない、目に見える美しさと温かみを、すべての作品に宿らせます。
電池交換やオーバーホールといった作業であっても、私たちの手は単なる修理ではなく、時計と宝飾の命を守る判断から始まります。年代や素材、経年変化まで見極め、限りなくオリジナルを保ちながら最適な処置を施す。それが、コントワーヌの「Continuous Concept=完璧を追求する地道な仕事」です。
「次世代の哲学とアートの衝突、伝統的な技術を未来に繋げること」を製作し続ける事を、私たちのアトリエの使命としています。
時計宝飾正規代理店コントワーヌ